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じゅみょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

寿命

 如来は、望むならばいくらでも長くこの世にとどまることができる、という思想は、原始仏教以来存する。〔『ブッダ最後の旅』岩波文庫本、p.85; 90, 参照〕

 梵本『無量寿経」には、「かの世尊の寿命の鼠は満四十二劫であった」と出てくる。
 この一文が、マックス・ミューラーのテキストでは、下のようになっている。

 そこで、アーナンダ長老は師に向かって言った――「師よ、かの世尊ローケーシヴァラ・ラージャの肉身の寿命の量はどれほどであったのでありましょうか。」と。このように問われたとき、師はアーナンダ長老にこのように言われた――「かの世尊如来の寿命の鉦は満四十劫であった。」