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ちょうぶく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

調伏

ni-grah: nigraha: nigraha-kriyā: vinaya: vinayana: vi-: vinetṛ (S)

 教化・教授すること。対立者を説き伏せて正しい教えに導き入れること。

 諸の菩薩として悲愍を好み、調伏法を以って有情調伏す。
 利行を行じて彼の有情を抜きて不善の処を出でしめ、其の善処に於て勧導し調伏し安処す。

dam: dama (S)

 心を制伏して心を煩悩の汚れから浄めること。

 調伏して修行する者。
 慳悋の垢を調伏して恵施を行ず。

dama (S)

 「律儀」の同義語。

 言調伏者、意顕律儀。由此能令根調伏故。〔『倶舎』15、T29-79a〕