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どうりゅう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

北畠道竜

文政3(1820)‐明治40(1907)。浄土真宗本願寺派の僧。

 紀伊和歌浦の法福寺に生まれ、儒仏に通じ武技を好んだ。明治のはじめドイツ語の私塾を開き、西南の役に連座して投獄された。明治12年本山の改革を唱え、同14年インドのプッダガヤーに参拝して記念碑を建て、更に欧米に留学、ついで仏教大学の設立を企てたが成らず、僧籍を脱して不遇の晩年を過ごした。

著書

  • 法話受筆 6巻
  • 因明入正理論方便 3巻
  • 天竺行路次所見 3巻
  • 告政治家及宗教家 1巻

など。