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びゃくいちこんま

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

白一羯磨

jñapti-dvitīyā karma-vācanā (S)

 戒律によると、何か事を行なおうとするときには、教団の中の僧衆を集め、まずその事を提示して告げるのを「白」といい、さらにその事の可否をはかって成立させることを羯磨(kamma (P))と称する。このように一つの白と、一つの羯磨とからなるので、白一羯磨といい、また白二羯磨(白を第二のものとしている羯磨、の意)ともいう。