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ふんべつき

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

分別起

 後天的に身につくこと。先天的に身についていることを意味する倶生の対。分別・分別生とおなじ。

薩迦耶見に二種あり。一には倶生、二には分別起なり。倶生とは一切愚夫・異生乃至禽獣にも並ぴて皆な現行す。分別起とは、諸の外道などが計度して起こるをいう。 〔瑜伽師地論、T30.0621b〕