ぶつめつ
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
仏滅
釈迦の入滅時
釈迦が入滅した時。
ドイツのガイガーは、南方仏教のアショーカ王即位の伝承から算定して、仏滅はB.C.483、降誕はB.C.563としている。宇井伯寿は中国の伝承によって、仏滅B.C.386、降誕B.C.466としている。
三時
三時説によれば、釈迦の入滅後、最初の1000年(500年とも)を正法、次の1000年を像法、その後の1万年を末法とする。平安時代には仏滅を紀元前949年とする説が一般的だった。
六曜
六曜という中国の暦注にある一つで、凶の日である。元来は「空亡」と呼んでいたが、「物滅」と変化し、「物が壊れる日」とされていた。この「物」の音が似ているから「仏滅」となったもの。釈迦の入滅とはなんら関係はない。