ぶんざい
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
分斉
分斎
1. 分際、区域
- 瑠璃地の上に黄金の縄をもつて雑廁間錯し、七宝をもつて界ひて分斉分明なり。 〔p. 94〕
2. 節度
- あるいはまた人をして食に分斉なからしむ。たちまち多く、たちまち少なくして、顔色変異す。 〔p. 456〕
3. もののけじめ、くぎり
- しかれば臨終に信楽せば臨終に往生治定すべし、平生に至心せば平生に往生決得すべし。さらに平生と臨終とによるべからず、ただ仏法にあふ時節の分斉にあるべし。 〔p. 966〕