操作

へんぎょういん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

遍行因

sarvatraga-hetu (S)

 すでに生じた遍行の惑が、後に生起する同地の5部の一切の煩悩に対して共通の原因となることをいう。六因の一つ。→遍行惑

 遍行因者、謂、前已生遍行諸法、与後同地染汚諸法、為遍行因。〔『倶舎』6,T29-32c〕