スリランカ

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Sri Lanka

インド半島南東のインド洋にあるセイロン島からなる国。正式名称はスリランカ民主社会主義共和国(Sri Lanka Prajatantrika Samajavadi Janarajaya)。旧称はセイロン(Ceylon)。面積6万5610平方キロメートル、人口1873万2255(2001推計)。首都は、1985年コロンボから郊外のスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(Sri Jayawardanapura Kotte)へ遷都した。

 紀元前543年に北インドからビジャヤ王子がシンハリー人を引き連れて渡来し、先住民ベッダを征服して初めて王朝を築いた。この王朝は前3世紀に仏教に帰依して、北部スリランカを中心に栄え、首都アヌラダプーラは仏教の中心地として隆盛を極めた。
 また、南東部にも別の王朝が建設された。シンハリー人はドライ・ゾーンをその後も約1000年の間支配し、南インドのタミル人と文化的にも人種的にも交流が盛んであった。シンハリー人の王は、后(きさき)をタミル人から求めることが慣習であったほどである。11世紀には南インドのタミル人がスリランカに侵攻し、首都アヌラダプーラが占領され、シンハリー人は南部に追われた。しかし、シンハリー人は1070年にはタミル人を破って首都をポロンナルワに移し、パラクラマバフ1世(在位1153~86)の治政下に「シンハリー文化の黄金時代」を築いた。13世紀にはふたたびタミル人に征服され、シンハリー人は多くの小国に分裂し、15世紀には北部はジャフナ王国、西部はコーッテー王国、東部はウダラタ王国が支配した。