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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

座主

 本来は一座の主または高座の主の意で、中国で、人々の主、学解にすぐれた人、寺の上首を称した。

 日本では天台宗の管長の称となり、852年(仁寿2)円仁が座主に任ぜられて後、江戸時代まで勅旨によって任ぜられた。義真を初代、以下円澄・円仁と数えて現在に至っている。

 他に、超昇寺・貞観寺・金剛峯寺・醍醐寺・日光山・法性寺・極楽寺などでも、住職を座主と称している。