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らいはい

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

礼拝

vandana(S) वन्दन 和南、伴談。namas-kāra नमस्कार 那謨悉羯羅。

 恭敬の意を身相に現すなり。

那謨悉羯羅。唐に礼拝という。  陀羅尼集経
もし伴談というのは、あるいは伴題といい、これは稽首という。また礼拝という。向こうの言葉で和南と名づけられている。  義林章四本
到敬の式。その儀に九つある。1に発言慰問。2に俯首示敬。3に挙手高楫。4に合掌平拱。5に屈膝。6に長跪。7に手膝踞地。8に五輪倶屈。9に五体投地。  西域記

浄土論

 まず「かの国に生ぜんという意」をもって、身業(礼拝門)に礼拝するならば「安楽世界に生ずることを得」(入第一門・近門)と明示し、さらにまた意業(作願門)に、「かしこに生ぜんと作願し、奢摩他寂静三昧行を修するをもっての故に、蓮華蔵世界に入ることを得」(入第三門・宅門)と明示している。この明示によって知られるように、天親は、「願生安楽国」というただ単なる意楽しか持たないにもかかわらず「得往生」を期待する者にたいして、身業による礼拝、意業による奢摩他寂静三昧という行を実践せしめることによって、その素懐を達成せしめるとともに、「願生安楽国――得往生」にたいする唯願無行の誇りから解放している。