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=色界=
<big>rūpa-dhātu, rūpa-avacara</big> (S)

　[[さんがい|三界]]（[[よっかい|欲界]]・'''色界'''・[[むしきかい|無色界]]）の一つ。<br>
　浄妙な物質（色）から成り立つ世界。初禅天・第二禅天・第三禅天・第四禅天の４つの天（[[じょうりょ|静盧]]）から構成される。これら４つの天はさらに次の１７の天から成り立つ。<br>
　１７の天とは、
# 初禅天の梵衆天・梵前益天・大梵天
# 第二禅天の少光天・無量光天・極浄光天
# 第三禅天の少浄天・無量浄天・遍浄天
# 第四禅天の無雲天・福生天・広果天・無煩天・無熱天・善現天・善見天・色究竟天
の１７をいう。
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　全存在を１８の種類に分ける分類法（[[じゅうはっかい|十八界]]）のなかの一つ。眼の対象としての色のグループ。

:色界何相。謂、色眼曽現見、及眼界於此増上、是色界相。〔『集論』１、T31-663b〕