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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 [[うじょう|有情]]が生まれて死に、また生まれかわる過程を4種に分けたもの。
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# [[しょうう|生有]] どこかに生まれる一刹那。
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# [[ほんぬ|本有]]  生まれてから死ぬまでの存在。
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# [[しう|死有]]   死ぬ時の最後の一刹那。
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# [[ちゅうう|中有]] 死んでからまた生まれかわるまでの中間の存在。
  
 
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2020年8月26日 (水) 10:25時点における最新版

四有

bhava-catuṣṭaya (S)

 有情が生まれて死に、また生まれかわる過程を4種に分けたもの。

  1. 生有 どこかに生まれる一刹那。
  2. 本有  生まれてから死ぬまでの存在。
  3. 死有   死ぬ時の最後の一刹那。
  4. 中有 死んでからまた生まれかわるまでの中間の存在。

死有

mṛtyu-bhava (S)

 衆生が死のうとする最後の臨終の一刹那を言う。四有の一つ。