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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(罣礙)
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āvaraṇa (S)
  
 
 覆うもの、覆いさまたげるもの、こだわりのこと。
 
 覆うもの、覆いさまたげるもの、こだわりのこと。
  
 慈恩大師基の『幽賛』巻下では、「罣とは、障(さえぎる、おおう)なり。礙とは、拘(とらわれる、拘束される)なり」(T33-541a)といっている。一般に智のはたらきをさえぎるもの。
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 慈恩大師基の『幽賛』巻下では、
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:罣とは、障(さえぎる、おおう)なり。礙とは、拘(とらわれる、拘束される)なり。    〔T33-541a〕
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といっている。一般に智のはたらきをさえぎるもの。

2017年2月20日 (月) 12:38時点における最新版

罣礙

āvaraṇa (S)

 覆うもの、覆いさまたげるもの、こだわりのこと。

 慈恩大師基の『幽賛』巻下では、

罣とは、障(さえぎる、おおう)なり。礙とは、拘(とらわれる、拘束される)なり。    〔T33-541a〕

といっている。一般に智のはたらきをさえぎるもの。