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− | + | '''先'''の業に似て後の果が随転する、是れを等流果と名づく | |
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− | + | 先に種にして後に芽、先に乳にして後に酪の如く、'''先'''に因にして後に果なること、極成せざること非ず |
2017年5月25日 (木) 15:28時点における版
先
順序
ādita eva: āditas: prathamam: prathamatas (S)
最初に。はじめに。
且<諸の煩悩が次第に生ずる時、先に無明が諦に於て了せざるに由る
時間的に
pūrva: pūrvam: prāg eva (S)
前の。前に。
先の業に似て後の果が随転する、是れを等流果と名づく
少しの行法の、起こる前に在ることありて、先に緑に至って後時に方に起こることなし
先に種にして後に芽、先に乳にして後に酪の如く、先に因にして後に果なること、極成せざること非ず