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菩薩や仏がなにごとにもとらわれない境地に遊ぶこと。(神通を)自由自在に発揮して人びとを救済し自らも楽しむこと。 | 菩薩や仏がなにごとにもとらわれない境地に遊ぶこと。(神通を)自由自在に発揮して人びとを救済し自らも楽しむこと。 | ||
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+ | * 「戯」は「[[むげ|無礙]]」の意味であり、神通の自在なことを言う。 |
2019年3月14日 (木) 10:53時点における最新版
遊戯
krīḍā: pari-car
遊び。遊びたわむれること。
- 妙五欲に於て歓娯し遊戯す。
- 彼の天子は林間に催臥し、あらゆる採女が余の天子と共に遊戯を為すを見る。
vikrīḍanatā
菩薩や仏がなにごとにもとらわれない境地に遊ぶこと。(神通を)自由自在に発揮して人びとを救済し自らも楽しむこと。
- 能く五種の神通に遊戯せんが為に、能く内に於て其の心を安住して心を善定ならしむ。
- 五神通に於て自在に遊戯す。
- 「戯」は「無礙」の意味であり、神通の自在なことを言う。