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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(阿僧祇)
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asaMkhya, asaMkhyeya (skt.)の音写。「無数(むしゅ)」「無央数(むおうしゅ)」と漢訳
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<big>asaṃkhya</big>, <big>asaṃkhyeya</big> (S)の音写。「無数(むしゅ)」「無央数(むおうしゅ)」と漢訳
  
 インドでは無数無限とは考えず、巨大な数の単位とするが、一定していない。『[[くしゃろん|倶舎論]]』(12)では52位に置き、中国の命数法では、仏典を受け入れ、10の56乗として広く知られている。
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 インドでは無数無限とは考えず、巨大な数の単位とするが、一定していない。『[[くしゃろん|倶舎論]]』(12)では52位に置き、中国の命数法では、仏典を受け入れ、10の56乗として広く知られている。
  
 また、「阿僧祇劫」の略で、無数の時間の単位としても使われる。
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 また、「[[あそうぎこう|阿僧祇劫]]」の略で、無数の時間の単位としても使われる。

2021年8月1日 (日) 11:34時点における最新版

阿僧祇

asaṃkhya, asaṃkhyeya (S)の音写。「無数(むしゅ)」「無央数(むおうしゅ)」と漢訳

 インドでは無数無限とは考えず、巨大な数の単位とするが、一定していない。『倶舎論』(12)では52位に置き、中国の命数法では、仏典を受け入れ、10の56乗として広く知られている。

 また、「阿僧祇劫」の略で、無数の時間の単位としても使われる。