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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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<big>gotra</big> (S)、「種姓」とも書く<br>
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 人が有する素質。さとりに至るための能力。その素質・能力に応じて[[しょうもん|声聞]]種性・[[どっかく|独覚]]種性・[[にょらい|如来]]種性の三種がある。あるいは[[あらかん|阿羅漢]]を退法・思法・護法・安住法・堪達法・不動法の六つの種性に分ける。種姓とも書く。
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 多くの中ですぐれている。「vahv-antara-viśiṣṭa」
 
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=修證;修証=
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<big>samgādama</big> (S)<br>
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 修行によってさとること。
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 修行と証悟(さとり)。修行や体験。〔正法眼蔵〕

2022年3月10日 (木) 15:35時点における最新版

種性

gotra (S)、「種姓」とも書く
 人が有する素質。さとりに至るための能力。その素質・能力に応じて声聞種性・独覚種性・如来種性の三種がある。あるいは阿羅漢を退法・思法・護法・安住法・堪達法・不動法の六つの種性に分ける。種姓とも書く。

殊勝

viśeṣa ; viśiṣṭa ; pranīta (S)

 すぐれていること。並びなくすぐれた、の意。〔無量寿経 T12-267a〕

 多くの中ですぐれている。「vahv-antara-viśiṣṭa」

修證;修証

samgādama (S)
 修行によってさとること。

 修行と証悟(さとり)。修行や体験。〔正法眼蔵〕