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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

 
 
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===円測===
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「圓測」とも書く。唐の都、西安の西明寺に住まいしたので、しばしば西明寺の円測と呼ばれる。<br>[[げんじょう|玄奘]]の門下で、朝鮮半島出身の僧であったと言われており、[[さいゆうき|西遊記]]の[[そんごくう|孫悟空]]のモデルともなっている。<br>
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「圓測」とも書く。
玄奘の訳場で証義(しょうぎ)となって、翻訳文章のチェックを行ったとされる。
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西安の興教寺(こうきょうじ)には、玄奘の墓塔を中央に、その弟子の[[じおんだいし|慈恩大師]][[き|基]]の慈恩塔、円測の円測塔の3つが向かいあって立っている。
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 唐の都、西安の西明寺に住まいしたので、しばしば西明寺の円測と呼ばれる。<br> [[げんじょう|玄奘]]の門下で、朝鮮半島出身の僧であったと言われており、[[さいゆうき|西遊記]]の[[そんごくう|孫悟空]]のモデルともなっている。<br>
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 玄奘の訳場で証義(しょうぎ)となって、翻訳文章のチェックを行ったとされる。
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 西安の興教寺(こうきょうじ)には、玄奘の墓塔を中央に、その弟子の[[じおんだいし|慈恩大師]][[き|基]]の慈恩塔、円測の円測塔の3つが向かいあって立っている。

2010年3月21日 (日) 16:07時点における最新版

円測

「圓測」とも書く。

 唐の都、西安の西明寺に住まいしたので、しばしば西明寺の円測と呼ばれる。
 玄奘の門下で、朝鮮半島出身の僧であったと言われており、西遊記孫悟空のモデルともなっている。
 玄奘の訳場で証義(しょうぎ)となって、翻訳文章のチェックを行ったとされる。

 西安の興教寺(こうきょうじ)には、玄奘の墓塔を中央に、その弟子の慈恩大師の慈恩塔、円測の円測塔の3つが向かいあって立っている。