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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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清らかな行いのこと。[[しゅっけしゃ|出家者]]が[[かいりつ|戒律]]を守って[[きんよく|禁欲]]の生活を送ること。特にあらゆる性的な行為を慎むこと。
 
清らかな行いのこと。[[しゅっけしゃ|出家者]]が[[かいりつ|戒律]]を守って[[きんよく|禁欲]]の生活を送ること。特にあらゆる性的な行為を慎むこと。
  
 
 古のインドでは、[[ばらもん|婆羅門]]の送るべき人生の諸段階を四つに分け、そのうちの第一段階を梵行期(学生期)といって、その間は身を清く保ちながら、師匠のもとで学習に専念すべきものとされた。これが仏教などの出家宗教では、生涯にわたる純潔主義に発展し、違犯すれば教団追放の重罪に処されるという修道上の基本となった。転じて、仏教の修行生活そのものも指す。
 
 古のインドでは、[[ばらもん|婆羅門]]の送るべき人生の諸段階を四つに分け、そのうちの第一段階を梵行期(学生期)といって、その間は身を清く保ちながら、師匠のもとで学習に専念すべきものとされた。これが仏教などの出家宗教では、生涯にわたる純潔主義に発展し、違犯すれば教団追放の重罪に処されるという修道上の基本となった。転じて、仏教の修行生活そのものも指す。

2008年1月25日 (金) 22:56時点における版

梵行

brahma-caryaa ब्रह्मचर्या (skt.)
清らかな行いのこと。出家者戒律を守って禁欲の生活を送ること。特にあらゆる性的な行為を慎むこと。

 古のインドでは、婆羅門の送るべき人生の諸段階を四つに分け、そのうちの第一段階を梵行期(学生期)といって、その間は身を清く保ちながら、師匠のもとで学習に専念すべきものとされた。これが仏教などの出家宗教では、生涯にわたる純潔主義に発展し、違犯すれば教団追放の重罪に処されるという修道上の基本となった。転じて、仏教の修行生活そのものも指す。