「いぶしゅうりんろん」の版間の差分
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
(新しいページ: '=異部宗輪論= samayabhedoparacanacakra (skt.) インド仏教史の学匠の一人バスミトラ(世友)が1~2世紀頃の著わした史書。...') |
|||
2行目: | 2行目: | ||
samayabhedoparacanacakra (skt.) | samayabhedoparacanacakra (skt.) | ||
− | インド仏教史の学匠の一人バスミトラ([[ | + | インド仏教史の学匠の一人バスミトラ([[せう|世友]])が1~2世紀頃の著わした史書。<br> |
インド仏教教団史に始り、幾多の部派の分裂を記し、その各部派の教理を記している。この間のインド仏教教理史研究のうえで重要な資料。サンスクリット原典は発見されないが、漢訳・チベット語訳が存在する。 | インド仏教教団史に始り、幾多の部派の分裂を記し、その各部派の教理を記している。この間のインド仏教教理史研究のうえで重要な資料。サンスクリット原典は発見されないが、漢訳・チベット語訳が存在する。 |
2010年10月8日 (金) 09:06時点における最新版
異部宗輪論
samayabhedoparacanacakra (skt.)
インド仏教史の学匠の一人バスミトラ(世友)が1~2世紀頃の著わした史書。
インド仏教教団史に始り、幾多の部派の分裂を記し、その各部派の教理を記している。この間のインド仏教教理史研究のうえで重要な資料。サンスクリット原典は発見されないが、漢訳・チベット語訳が存在する。