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:倶致。或いは倶胝とも言う。これ千万と言い、或いは億と言う。しかれば甚だ同じからず 〔玄応音義５〕 | :倶致。或いは倶胝とも言う。これ千万と言い、或いは億と言う。しかれば甚だ同じからず 〔玄応音義５〕 | ||
:倶胝は音(写)と知るべし。天竺国の数法にして名なり。華厳経阿僧祇品に案じて云う。十万は一洛叉となす。この国以て一億と数えるなり。百洛叉は一倶胝と為すなり。倶胝等の三は数法の中なり。 〔慧林音義１〕 | :倶胝は音(写)と知るべし。天竺国の数法にして名なり。華厳経阿僧祇品に案じて云う。十万は一洛叉となす。この国以て一億と数えるなり。百洛叉は一倶胝と為すなり。倶胝等の三は数法の中なり。 〔慧林音義１〕 | ||
2025年1月24日 (金) 14:40時点における最新版
倶胝
koṭi (S)、「倶致」とも訳す。
数の言葉であり、億とも千万ともいう。
- 倶致。或いは倶胝とも言う。これ千万と言い、或いは億と言う。しかれば甚だ同じからず 〔玄応音義５〕
- 倶胝は音(写)と知るべし。天竺国の数法にして名なり。華厳経阿僧祇品に案じて云う。十万は一洛叉となす。この国以て一億と数えるなり。百洛叉は一倶胝と為すなり。倶胝等の三は数法の中なり。 〔慧林音義１〕