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:菴羅樹及び閻浮聚の一年に3たび変ずるが如し、有る時は花を生じて光色敷栄と、有る時は葉を生じて滋茂蓊鬱し、有る時は凋落して状枯死に似たり 〔南本涅槃経9〕 | :菴羅樹及び閻浮聚の一年に3たび変ずるが如し、有る時は花を生じて光色敷栄と、有る時は葉を生じて滋茂蓊鬱し、有る時は凋落して状枯死に似たり 〔南本涅槃経9〕 | ||
:閻浮の子は其の形沈苽の大の如く、紫色にして酢甜なり 〔善見律毘婆沙17〕 | :閻浮の子は其の形沈苽の大の如く、紫色にして酢甜なり 〔善見律毘婆沙17〕 |
2017年8月14日 (月) 16:00時点における版
閻浮樹
jambu (S)。贍部、琰浮などと音写する。
学名「Eugenia jambolana」。インドにある喬木。4・5月に花を開き、濃い紫色の実をつける。
- 菴羅樹及び閻浮聚の一年に3たび変ずるが如し、有る時は花を生じて光色敷栄と、有る時は葉を生じて滋茂蓊鬱し、有る時は凋落して状枯死に似たり 〔南本涅槃経9〕
- 閻浮の子は其の形沈苽の大の如く、紫色にして酢甜なり 〔善見律毘婆沙17〕