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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
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− | : 愚夫は此の依他起性に於て横に我法・有無・一異・倶不倶などを執するも、空花などの如く性相は都無にして、皆な遍計所執と名づく | + | :; 愚夫は此の依他起性に於て横に我法・有無・一異・倶不倶などを執するも、空花などの如く性相は都無にして、皆な遍計所執と名づく |
− | : 此の初の遍計所執に依って相無性を立つ。此の体相は畢寛、非有にして空華の如きが故に | + | :; 此の初の遍計所執に依って相無性を立つ。此の体相は畢寛、非有にして空華の如きが故に |
2022年12月26日 (月) 15:38時点における最新版
空花・空華
khapuṣpa (S)
眼病の人が空中にみる花。実際には存在しないものの喩えとして用いられる。空華とも書く。
- 愚夫は此の依他起性に於て横に我法・有無・一異・倶不倶などを執するも、空花などの如く性相は都無にして、皆な遍計所執と名づく
- 此の初の遍計所執に依って相無性を立つ。此の体相は畢寛、非有にして空華の如きが故に