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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(諂曲)
 
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 他を欺く為に嬌態を為し曲げて人情に順うこと。
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<big>vańka, kuhana</big> (S)<br>
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 他を欺く為に嬌態を為し曲げて人情に順うこと。<br>
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 他におもねり、自らの心をねじ曲げること。他人にへつらって自分の心を曲げること。へつらい。邪悪。わるだくみ。
  
 
: 諂曲之心。和顔愛語。    〔無量寿経 p.26〕
 
: 諂曲之心。和顔愛語。    〔無量寿経 p.26〕
  
 
: 懷増上慢功徳淺薄。瞋濁諂曲心不實故。    〔法華経 T9-36a〕
 
: 懷増上慢功徳淺薄。瞋濁諂曲心不實故。    〔法華経 T9-36a〕
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 諂とは心に虚言偽はり媚び諸ふ事なり。曲とは心の内の虚偽を隠して、身業や口業には実らしく見せる事なり。〔香月院 2993〕

2022年1月26日 (水) 11:44時点における最新版

諂曲

vańka, kuhana (S)
 他を欺く為に嬌態を為し曲げて人情に順うこと。
 他におもねり、自らの心をねじ曲げること。他人にへつらって自分の心を曲げること。へつらい。邪悪。わるだくみ。

 諂曲之心。和顔愛語。    〔無量寿経 p.26〕
 懷増上慢功徳淺薄。瞋濁諂曲心不實故。    〔法華経 T9-36a〕
 諂とは心に虚言偽はり媚び諸ふ事なり。曲とは心の内の虚偽を隠して、身業や口業には実らしく見せる事なり。〔香月院 2993〕