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一揆
「揆を一にする」と言う言葉から生まれた言葉で、
日本では「反乱」のように捉えられている。
鎌倉時代が終わって、政治や社会が混乱した状態にあったときに、
守護大名に対抗して、地頭などの中小武士団が反発して起したのが
「国一揆」であり、農民などが惣村に移行していくなかで団結して
他の惣村や武士団に対抗したのが「土一揆」と呼ばれる。ことに、
浄土真宗の門徒たちによる横の団結が促されて蜂起した一揆を
「一向一揆」と別称する。
別に法華宗が京都市内の武士団と組んで山科本願寺を襲った事件を
「法華一揆」と呼ぶこともある。