「けんろうちぎ」の版間の差分
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
(ページの作成:「=堅牢地祇= pṛthivī (S)の訳。地神とも訳す。 十二天の一つで大地の神。堅牢は大地の性質を冠したもの。インド古来の諸神...」) |
(→堅牢地祇) |
||
1行目: | 1行目: | ||
=堅牢地祇= | =堅牢地祇= | ||
− | pṛthivī (S)の訳。地神とも訳す。 | + | <big>pṛthivī</big> (S)の訳。地神とも訳す。 |
十二天の一つで大地の神。堅牢は大地の性質を冠したもの。インド古来の諸神の母。仏教では菩薩とすることもある。<br> | 十二天の一つで大地の神。堅牢は大地の性質を冠したもの。インド古来の諸神の母。仏教では菩薩とすることもある。<br> | ||
仏陀成道のとき、魔王が試みようとしたので仏が下方を指さすと、この神が地中より涌出して仏の成道を証明したと伝え、また仏の説法の会座にあって永く仏法を護持することを誓ったと説く。 | 仏陀成道のとき、魔王が試みようとしたので仏が下方を指さすと、この神が地中より涌出して仏の成道を証明したと伝え、また仏の説法の会座にあって永く仏法を護持することを誓ったと説く。 |
2017年9月25日 (月) 16:06時点における最新版
堅牢地祇
pṛthivī (S)の訳。地神とも訳す。
十二天の一つで大地の神。堅牢は大地の性質を冠したもの。インド古来の諸神の母。仏教では菩薩とすることもある。
仏陀成道のとき、魔王が試みようとしたので仏が下方を指さすと、この神が地中より涌出して仏の成道を証明したと伝え、また仏の説法の会座にあって永く仏法を護持することを誓ったと説く。