「じゅうち」の版間の差分
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
4行目: | 4行目: | ||
[[じっち|十智]]の一つ。[[さんがい|三界]]の[[じったい|集諦]]の下に起こる[[ぼんのう|煩悩]]を断つ[[むろち|無漏智]](けがれのない智)。 | [[じっち|十智]]の一つ。[[さんがい|三界]]の[[じったい|集諦]]の下に起こる[[ぼんのう|煩悩]]を断つ[[むろち|無漏智]](けがれのない智)。 | ||
〔『大品般若経』広乗品, T8-254c〕 | 〔『大品般若経』広乗品, T8-254c〕 | ||
+ | |||
+ | =重知= | ||
+ | [[にょにょ|如如]]のことである。智の至極を智智と言い、理の至極を如如という。 | ||
+ | |||
+ | 重知、月の殿、三密自楽を説く。〔梵網経解題〕 | ||
+ | |||
+ | 重如の月宮、萬徳うごかして相応す。〔愛染講式〕 |
2019年11月26日 (火) 17:53時点における最新版
集智
samudaya-jñāna (S)
十智の一つ。三界の集諦の下に起こる煩悩を断つ無漏智(けがれのない智)。 〔『大品般若経』広乗品, T8-254c〕
重知
如如のことである。智の至極を智智と言い、理の至極を如如という。
重知、月の殿、三密自楽を説く。〔梵網経解題〕
重如の月宮、萬徳うごかして相応す。〔愛染講式〕