ゆいま
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維摩
Vimalakīrti (S)
維摩羅詰、毘摩羅詰、維摩または維摩詰と略称す。旧訳は「浄名」とされる。新訳は「無垢称」という。
仏の在世のときに、毘耶離城の居士であり、妙喜国から此処に化生して身を在俗に委し、釈迦の教化を輔く、法身の大士である。佛が毘耶離城の菴摩羅園に在て城中五百の長者子、佛所に詣て法を説くを請ひし時、彼れ故らに病を現じて往かず、為に佛をして諸の比丘善薩を遣はして其の病床を問はしめんとして以て方等時の弾訶を成ぜし法なれば、其の経を維摩経と名くるなり。