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しょうとうがく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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正等覚

samyak-saṃbodhi (S)
 正しいさとり。仏陀が獲得したさとりの境地。等正覚ともいう。

 若し正しく法随法行を修する大師あれば、正法を建立せんと欲するが為に、方便して正等覚を成ずることを示現す。
 如来は等正覚を成じ、正法輪を転じ、大涅槃に入る。

samyak-saṃbuddha (S)
 如来の十種の呼び名(十号)の一つ。究極の真理を正しく覚った人であるから、このように呼ぶ。等正覚ともいう。

 如其勝義覚諸法故、名正等覚。〔『瑜伽師地論』38、T30-499b〕