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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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異品

asapakṣa, vipakṣa (S)

 同品と矛盾したもの。ある性質を共通にもっていないもの。たとえば、「ことばは無常である」という主張命題において無常でないもの、すなわち常住なるものをいう。〔正理門論、入正理論〕

 証明されるべきものが存在しないところのもの。たとえば、無常ということに対して虚空などをいう。〔入正理論〕

 所立のないところ。宗(主張命題)の後陳(述語)の範囲外のものすべてをさす。〔因明大疏61〕