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みりょうぎ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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未了義

 いまだ理解していない意味。

 此の中、聞慧に由るが故に未了義に於て能く正しく解了し、思慧に由るが故に未善決定の義に於て能く善く思惟し、修慧に由るが故に諸の煩悩を断ず。

 説き示す教義を明了に述べていないこと。

 世尊は初め、一時に於て婆羅痆斯の仙人堕処の施鹿林中に在りて、唯だ声聞乗の発趣する者の為に四諦の相を以って正法輪を転ずるに、彼の時に於て転ずるところの法輪は有上・有容にして是れ未了義なり。