pratyutpanna-samādhi (S)の音写。諸仏現前三昧、現在仏悉在前立三昧・常行道三昧・仏立三昧ともいう。
一定の期間この三昧を行なうとき眼のあたりに諸仏が立たれるのを見ることができることから、名づけられたもの。天台宗ではこれを常行三昧と呼び、四種三昧の一つとした。
念仏三昧、念仏三昧にて見仏する処をさして、般舟三昧という。〔摩訶止観2上、T46,12a〕