しゃべつそう
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
差別相
viśeṣa-lakṣaṇa (S)
物事の細かいありよう。たとえば物質(色)については、好ましい.好ましくない、眼にみえる.眼にみえない、汚れている.汚れていないなどのありようをいう。自相の対。
- 遍計差別相者、謂、遍計此色是可意、此色是不可意、此色是非可意非不可意、此色是有見、此色是無見、此色是有対、此色是無対、此色是有漏、此色是無漏、此色是有為、此色是無為、如是等類差別道理、遍計此色所有差別。如色如是余穂一切処等、当知亦爾。〔瑜伽師地論73、T30-703b〕