しゃけん
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遮遣
pratikṣipati (S)
さえぎり止めて、取り去ってのこさないこと。除き去ること。否定すること。論破すること。
- 義に依って前の如く已に遮遣するが故に、此の所立に由るは但だ虚言有り。〔倶舎論、T29.0158b〕
- 若因唯所立 或差別相類 譬喩應無窮 及遮遣異品 〔正理門論本、T32.3a〕
- 是の如くの半頌、別義の分別する所の我を遮遣す。諸法は亦た用なく、法に即して分別する所の我を遮遣す。〔瑜伽師地論、T30. 364a〕