よくしゅ
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欲取
kāmūpādāna (P)
欲望による執着 〔雑阿含経12、T2.85b〕
kāma-upādāna (S)
教理的には、欲界における見と戒禁取とを除いた煩悩をいう。三十四惑の総称。欲界の煩悩のうち、三十四の根本煩悩、すなわち見惑二十(四諦の下に、おのおの貪・瞋・癡・慢・疑の五惑)と、修惑の四(貪・瞋・癡・慢)と、枝末惑の十(無慚・無愧・眠・掉挙・惛沈・慳・嫉・忿・覆・悔)を加えて三十四惑となる。