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しゅく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2023年12月14日 (木) 14:42時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (宿)

宿

saṃvasati (P)

 やどる。

「共宿」(ともに住む。)〔五分戒本、T22-197c〕
「心宿」(心が老成している。)〔仏所行讃1、T4, 4b〕

 一夜。

「不2宿住1
「不宿」
「na vivasati」(その夜を越えて翌日に及ばない。)

 一夜のこと。そもそも浄土には昼夜の別がなく、華の開合を昼夜とする。それが現世の一夜に相当する。〔観無量寿経、T12-345a〕

pūrva; pūrvaka

 昔の。過去の。

宿業  過去世の行為。現在世のありようを決定する原因となる。宿所業ともいう。
「宿業に過失あるに由るが故に、我れ衆多の飢渇などの苦を受く」
「宿業の因に由って皮が変異して生ず」
宿因  過去世における原因。
「宿因の円満というは、諸の菩薩が昔の余生の中に於て福を修し善を修するが故に、今世に於て種種の衣服・飲食・臥具などの資身什物に於て自ら匱乏なきを謂う」
「一切の苦の中に復た二苦あり、一には宿因所生の苦、二には現縁所生の苦なり」
宿願  

graha (S)

星座

 星や月や諸の宿の道度を瞻る。