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でんぽうかんじょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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傳法灌頂

 二種灌頂の第二、五種灌頂の第四。又受職灌頂と云ふ。
 大阿闍梨の職を受けて密法を人に伝授する位に上る為の灌頂である。この灌頂によって大日如來の職を受け、自身に法を弘伝する阿闍梨となるのである。故につぶさには「伝法阿闍梨位灌頂」と云ふ。

 傳法灌頂と云ふ名目は、今法を伝ふる故に伝法と云ふには非ず、他人に法を伝へしむる職位に爲す故に伝法潅頂と云ふなり。〔諸儀軌訣影九〕
 傳法灌頂は是れ大日の位にして人の爲の軌範となるが故に。〔辨惑指南四〕