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じきょうしゃ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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持經者

sūtrānta-dhara (S)

 持経とは経を受持し、読誦することで、仏教の最初期から持律者に対して持経者があった。
 また大乗諸経典を受持し、読誦する者も多かったが、特に『法華経』を受持し、読誦する者を持経者とよぶ。『法華経』法師功徳品には経典を読誦し、書写する者は無量の功徳を得ると説いている。


 『法華経』を受持し、一日何巻と定めて読誦する行者。遁世してもっぱら経を読誦する者。また神社・仏閣に籠って読誦する者をいう。平安時代から鎌倉時代にかけて、ことに盛んになった。特に『法華経』を誦持する者をいう。