まかえんくうもん
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摩訶衍空門
『大智度論』に説かれる、大乗仏教の説く空門のことである。「すべての存在はその本性からして常にそれ自体で空である」ということである。けっして、〔無知を取り除き、真理に到達するために仮りに設定される〕知恵という方法論的観点(智慈方便)から存在を観て空であるといっているのではない。
たとえば、仏はスプーティのために、物質的存在(色)について次のようにお説きになっている。