操作

スッタニパータ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2004年7月21日 (水) 16:39時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

suttanipaata (pali)

南方仏教の経蔵の小部に収められているパーリ語の詩集。suttaは経、nipaataは集成の意で、「経の集成」を意味している。
5章に分かれ,72経1149詩よりできており、部分的に散文の説明文を含んでいる。全体としては、パーリ経蔵のみに伝えられるが、第4章は、漢訳の義足経に相当する。最古の仏教思想や、最も初期の仏教教団の状況などを伝える貴重な経典である。