操作

しょうじょうじゅ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2006年6月6日 (火) 10:17時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

正定聚

niyata-samyaktva

 「正性決定(しょうじょうけつじょう)」ともいい、まさしく悟りが決定している人またはその位を意味する。

 浄土教では、必ず往生することに定まっている人びとのことをいう。親鸞は、

信心定まるとき往生また定まるなり     〔末灯鈔〕

といい、無量寿経

即(すなわ)ち往生を得、不退転に住す

とある即得往生とはこの世(現生)において正定聚に住することである、と現生正定聚ということを強調する。

信心の定まらぬ人は、正定聚に住したまはずして、うかれたまひたる人なり     〔末灯鈔〕