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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2007年2月26日 (月) 16:29時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

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マイコン坊主 2006年1月23日 (月) 11:21 (JST)

質問

どこに質問すればいいのか分かりませんのでねこちらで、、。いまここに普段は寺の管理は80歳を超えた先代未亡人がやっておられる寺があり、息子である住職は家族と遠方にいて葬式のときだけ来ています。そんな現状を変えたくても檀徒総代長も死亡してから空席でのまま、3人いる役員も先代未亡人とその息子2人のサラリーマン兼業の坊様です。何人かいる檀徒総代も老齢で戒名を質にとられて強いこともいえないで居る。そこで質問①お寺さんの住職さんと檀家との関係はどんな関係でしょうか。②住職さんの任命は、どなたが行うのでしょうか。③檀徒総代とは、④改宗(仏教同士で埋葬しているお寺を変わる)する場合の諸問題。⑤戒名とは。いろいろどうもすみません。Papamaruchan22220.209.183.143 2006年12月21日 (木) 15:01 (JST)

回答

 よくある話なのですが、具体的にはそのお寺ごとに話が変わりますので、一般論でしかお答えできません。
(1) 住職と檀家は、宗派によって異なりますが、一般的にはきわめて緊密な関係を持ったお得意さんというような関係ですか。江戸時代には、どこかのお寺の檀家でないと通行手形が発行されなかったわけで、簡単にいうと地方自治体の住民課のような役割を果しておりましたので、その強固な関係が現在に至っても残っていると考えられています。
(2) 住職の任命権は宗派にあります。
(3) 檀家総代とは、住職の持つ寺の法人の役員と言う役割であり、ほぼ同時に住職の仕事を補う役割をするとされています。
(4) 改宗は、別に難しくはありません。現在の住職に、事由と新しく移る寺の名前を明示して、檀家を抜けるといえば良いのだと思います。
(5) 戒名とは、戒を授かったときにいただくホーリーネームです。最近では「ブディストネーム」などと読んでいます。西本願寺の場合は、本願寺で行われている朝晩の帰敬式を受式するといただくことができます。費用は1万円だったと記憶します。

 お聞きになりたいのは、死後の戒名のことだと思われます。その金額の問題なのであれば、おそらく大きな誤解をされているのだと思います。おそらくお葬式の時にしかお付き合いのない檀家さんが多いので、戒名料ということで多額の請求がなされているのだと思います。うちの場合は、毎年の会費を頂戴して、戒名料(ウチの場合は法名料)は頂戴しないことにしています。
 何かご不満があって、このようなご質問をされたのでしょうが、寺を維持することは大変な経費がかかります。おそらく、住職の給与も出ない状態なのでサラリーマンをしているのだと思います。ボク自身はそのような寺は、早急に辞めていただく方が仏教振興のためには良いと思っていますが、長い間そのお寺と共に生活を送った人たちからすると、お寺がなくなるというのは大変寂しいものなのです。兼業しても良いから寺を存続して欲しいと思われる人々の願いもそこにあるのだということを忘れないでいただければと思います。
 ちゃんとあなたの心の支えになるお寺があり、ご住職がおられるのでしたら、お変わりになるのは問題ないと思います。
 もっと詳しいお話でしたら、だいごSNS http://daigosan.so-netsns.jp/ にお入りになれば、みんなで討論もできますので、どうぞお越しください。
マイコン坊主 2007年2月26日 (月) 16:29 (JST)