あか
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閼伽
argha; arghya (skt.)、「遏迦」「阿伽」などとも音写される
サンスクリット語の「アルガ」「アルギャ」は、「価値あるもの」「評価されるべきもの」などという意味で、本来は神に捧げる供物それ自身をいった。
やがて、供物そのものが、供物を捧げる時の器物をあらわすようになり、さらに後には神仏に供える水を「閼伽の水」と言うようになったところから、閼伽桶が閼伽の水を容れる容器をいい、閼伽の器を載せておくものを閼伽棚、閼伽の水を汲む井戸を閼伽井と呼ぶようになった。また、一般に閼伽を盛って擎げる金属製の器を閼伽坏〈あかつき〉と呼ぶ。
この語と、ギリシャ語の「アクワ」が同根であるという説があるが、疑問である。