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むいんうか

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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無因有果

自然外道の説。

 すべての存在は、結果としては存在していても(有果)、その原因をいくら追究しても得るところはない(無因)という意で、これを説く思想を仏教では無因外道(むいんげどう)とよぶ。また、因も果も否定する主張を無因無果という。
 仏教は因と縁を説く宗教であるから、無因説は邪説として批判される。特に善・悪の果報は善・悪の因によるという立場からすれば、原因の無いはたらきはしりぞけられる。