さいしょうこう
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最勝講
毎年五月の吉日の五日間を選んで、東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺の四大寺の僧を召請し、宮中清涼殿で金光明最勝王経を講説させて国家の安泰を祈らせた法会。
長保4年(1002)(一説に寛弘6(1009))より恒例となる。仙洞最勝講・法勝寺御八講と合わせて三講といい、これを経て僧綱に任じられた。なお、南北朝時代に薬師寺の最勝会が廃されてからは最勝講をこれに代えて、南京三会とした。
・仙洞最勝講は院の最勝講ともいい、白河法皇が永久元年(1113)鳥羽院で始めた。