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げだつちけん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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解脱智見、解脱知見

①われは解脱したと確かめる智慧(智と見)。一人で解脱したということを証すること。解脱したという自覚。〔五教章〕

②五分法身の第五。戒から定(三昧)を生じ、定によって智慧を得、智慧によって解脱に到達し、解脱によって解脱智見を知る。仏はこの功徳によって仏身を形成するから、これを五分法身という。〔『観無量寿経』T12-346a〕

③解脱の智慧。〈vimkti-jñāna (S)〉

④(煩悩からの)解放の喜びにひたる(こと)。解放された心の安らかさを知ること。〔『維摩経』T14-539c〕

⑤解脱における智と見のはたらき。〔『倶舎論』〕