せんごう
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先業
pūrva-karman (S)
過去世の業。前世の行為。この先業によって現世の存在の基本的ありよう(たとえば人間として生まれること、〈唯 識〉的には人間としての阿頼耶識を有して生まれること)が決定される。
今の我が身は先業の煩悩の引発するところにして、父母の不浄の和合によって生ずるところなり
阿頼耶識は先業に随って転じ、眼などの識は現縁に随って発す