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らいごう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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來迎

pratyudyāna (S)「らいこう」ともよむ。

 (もろもろの国王が)迎えに来ること。

 念仏行者の臨終の際に、阿弥陀三尊が25人の菩薩とともに白雲に乗り、その死者を迎えに来て、極楽に引きとること。出かけて来てお迎えになること。それによって浄土におもむく。このことは阿弥陀仏の48願のうちの第十九願に示されている。
 真宗は臨終来迎を必要としない。浄土宗西山派では阿弥陀仏の救済のはたらきを来迎という。
 真宗では来迎の「来」は「かえる」の意味で、「法性のみやこにかえる」という趣意に解する。〔唯信鈔文意