けたく
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計度
parikalpa: vikalpa (S)
考える、分別すること。
諸業には唯だ行性あることを了知すること能わずして、妄りに我を計度して作者と為す。
計度分別<けたくふんべつ>
abhinirūpaṇā-vikalpa (S)
言葉や概念を用いて思考すること。3種の分別(自性分別・計度分別・随念分別)の一つで、自性分別が現在一刹那の事柄を、随念分別が過去の事柄を思考するのに対して、計度分別は過去・現在・未来にわたる事柄を思考する。推度分別ともいう。